お問い合わせ 資料請求

BLOG

ブログ

view more

2021.07.05

Ua値、Q値、C値‥‥ 数値について考えてみる

こんにちは、ホームホーム山口です。

「ホームホームさんの数値はどれくらいですか?」

家づくりをはじめたばかりというお客様からたまに頂きます、この質問。

 

それについていろいろとちょっと考えていました。

 

そもそも、

Q値、Ua値、C値…

一体コレらはなんぞや…。

って感じですよね。少し説明します。

 

 

まず、

Q値とは「どれくらい熱が逃げにくい家なのか」を

表す数値として使われています。

住宅の断熱性が高ければ高いほど、

Q値の数値は小さくなっていきます。

 

Q値が小さい家=熱が逃げづらい家

という認識とされています。

 

Ua値とは

「どれくらい熱量が家の外に逃げやすいのか」を表す数値です。

 

C値とは、「どれくらい家にすき間があるのか」を示した数値。

1㎡あたりに存在するすき間の面積を示す数値といわれています。

 

C値が低ければ低いほどすき間が少ない家=高気密な家

という認識とされています。

 

 

はい、もうここまででも…ナニイッテルカ、チョットワカラナイ。

となっている方多いと思います(笑)

 

難しいですよね。

 

ただ、これらの値たちを求める計算式は複雑で、

数値を自力で出すにはすごくムズカシイ!ムズカシイ…。

(少なからず私にはムズカシイ…)

 

 

例えばですが…

 

Q値 = (各部の熱損失量の合計 + 換気による熱損失量の合計) / 延べ床面積

 

建物の中と外の温度を1度と仮定したとき、1時間あたりにどのくらい熱量が

建物の中から外へと逃げてしまうのか、というものです。(わかりやすいようにネットから引用)

 

案外簡単そうに見える計算式ですが、

屋根・天井・壁・床といった各部の断熱性能を調べさらにこれらを組み合わせた後

換気によって逃げる熱も考慮して、計算式に当てはめる必要があるそうです…

 

 

家全体の断熱性能とエアコンの効率がわかる数値なのですが

例えば同じ坪数の、同じ部材を使ったお家でも

ちょっとデザイン性を考慮したりお施主様の要望に合わせて

吹き抜けの空間を作ったり…他にもいろいろありますが

たとえ天井や壁に高性能な断熱材を使っていたりしても

同じ会社で同じ部材を使って建てた家でもQ値は違ってきます。

 

また、その数値はいったい何年もつのだろうか…

ホームホームが大切にしている「北陸の風土に合った家づくり」を考えたときに、

どれだけ気密が高くてもそこで壁と壁の中が調湿することができず

カビが生えたり壁内で結露を起こしてしまってはその値下がっていく一方だと思うんですよね。

 

もちろん、ひとつの参考として

Q値、C値、Ua値などの数値は住宅の断熱性能を示す数値としてある程度大切だと考えますが

数値の値はメーカー様それぞれで、異なる場合が多いです。

 

なぜなら測るタイミングもそれぞれバラバラだからです。

換気扇を取り付ける前の防水シートに穴をあけていない施工の途中の段階で測ればそれは良い数値が出るに決まっていますよね。

きちんと施工がおわったあとの家で測っているのか?そうではないのか?によっても数値は変わります。

とまぁ、勘違いしてほしくはないのですが

「弊社の数値は〇〇です!」を売りに高気密・高断熱のおうちを提供している会社さんがダメなんだなんて言うことをいうつもりはまったくないです。

 

ただ、同じ断熱仕様でも、窓の大きさや建物の形状を計算に有利な条件とすることによりそれらの数値を故意に良く見せることというのは簡単なんだよ。って事なんです。

 

この特殊な「北陸の気候」で家を建てるということについて…

弊社では拘りをもってやっております。

 

 

もう少し詳しく…という方は

こちらから資料請求頂ければと思います。

 

 

これからお家づくりを考えている方に今一度知ってほしいなと思い今日はこんな記事を書いてみました。

 

どれだけ耐震性のある家でもどれだけ耐久性のある家でも…

壁の中で建物が腐っていってはその効果は存分に発揮されないと考えています。

もちろん色んな意見があるのでこれが正解かはわかりませんが、

自分がもし家を建てるなら…と常に考えています。

 

よければこちらのサイトもご覧になってみてください。

弊社はこの断熱材を標準仕様としております

↑クリック

 

ちょっと難しいお話しでしたが最後までありがとうございました。

 

 

 

 

ホームホーム 山口