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こんにちは！岩本です。

7月になりましたね！梅雨はまだまだ続きますが、今月も元気に頑張ります😊

実はホームホームでは毎年この時期、内見会を開催できないんです。
お家の相談にいらっしゃるお客様に、実際のお家をご体感いただきたい気持ちは山々なのですが・・・それには理由があるんです。

それはズバリ　冬場に基礎工事や上棟をしないから　です。
ホームホームでは建設工事に少なくとも6ヶ月はかけているので、6月中旬から8月中旬ごろはお家が完成しないのです。

じゃあそもそも冬場（12月～2月ごろ）に基礎工事や上棟をしない理由は何？となりますよね。

まずは基礎工事について。
基礎工事ではコンクリートを打設しますが、気温の低い冬場にはコンクリートは品質低下の危機にさらされてしまいます。
気温が5℃未満になると、コンクリートが固まるのが遅くなったり、固まる前にコンクリート内部の水が凍結すると強度不足に陥ったりします。
また、万が一にもコンクリートに雪が混ざってしまうと、雪が溶けて排出された後その部分は細かい空洞になり、こちらもコンクリートの強度が大きく下がる原因になります。


そして上棟についてですが、上棟は複数の大工さんが力を合わせて骨組みを一日で組み上げる大事な日です。
雪が溶けて凍結した梁は滑りやすく危険ですし、足元を気にしながらの作業で、大工さんは普段と同じ力を発揮できるでしょうか。

また、木材は一時的に濡れても内部まで水は浸透しないので問題はありませんが、雪が積もった状態が続くと木材からの熱気がこもって腐りやすくなってしまうんです。


もし雪で基礎工事や上棟を延期したとしても、またその日に雪が降って再延期…となると、工期が伸びて、オーナー様にもご迷惑がかかる可能性もあります。

冬場に基礎工事・上棟をされている会社さんも多いですし、確かに不可能ではありません。
しかし、大工さんには本来しなくてもいい雪かきやヒーターでのコンクリート保温などの作業を、オーナー様には余計な心配を増やしてしまいます。

お家のこと、オーナー様のこと、そして大工さんのことを考えた結果、ホームホームでは冬場には基礎工事・上棟をしないというルールができたのです。

実際にご参加いただけないのは残念ですが、施工事例のページでは内見会を開催させていただいたお家をたくさんご紹介していますので参考にしていただければと思います！
また、実際の無垢材の床やスイス漆喰などもご覧いただけますので、是非個別相談にお越しくださいませ！

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最後までお読みいただきありがとうございました。