2021.08.31
【知ってて損はない】金利リスクとの付き合い方
こんにちは、山口です。
お客様と話している上で住宅ローンについてのご相談もたくさんいただくので
何か少しでも役に立てたら…と
7月に住宅ローンアドバイザーの資格試験を受けたのですが
先日やっと合格発表があり、ドキドキしていたのですが無事に合格通知証書が届きました。
わーい!
という事でお客様に
より役立つ知識をお届けできたらなぁと思います。
という事で、本日は「金利リスクとの付き合い方」
そんなタイトルにしてみました。
住宅ローンの商品を検討する際「金利」というものが必ずつきまとってきますが
そんな金利リスクとの付き合い方を今日は書いてみたいと思います。
住宅ローンの金利リスクとは、「将来住宅ローンの金利が上がって、住宅ローンの返済ができなくなるリスク」です。
選んだ商品(住宅ローン)によって変わってくるのですが
住宅ローンの金利タイプを変動型で選ぶ人が最近は過半数を占めるともいわれているようで
低金利が長引くなかでは合理的な判断ではありますがデメリットとしては将来の金利上昇リスクが少し怖いところですね。
とはいえ、この先金利が上がるのか、さらにさらに下がるのか
こればかりは予想はできても断言はできません。
そのため住宅ローンについてもきちんと勉強して自分たちにはどの住宅ローンがあっているのか?と見極め
金利リスクが伴う商品を採用する際には金利リスクと上手にお付き合いしてローンを組んでください。
いくつか思う金利リスクを抑える方法として
【借入契約時の対策】
①借入額を少なくする事
②借入期間を短くする事
③金利の固定期間を少し長めにする事
④より低い金利を採用する事
⑤ミックスプランを採用する事
などなど…ですね。(他にもあると思いますがいくつかご参考までに)
上記は直接的な対策ですが間接的に抑える方法として
①家計の収支を見直す事で収支を改善する
②貯蓄、投資、支援を受ける等でストックを増やしておく(とはいえ投資=お金が必ず増えるではありませんのでご注意を)
【借入契約後の対策】
①5年特約(返済額が増加しない)があるものに関しては何もしないという選択もある
②繰り上げ返済をする
③固定金利へと変更する
④借り換えを行う
など…ですかね。
上記の例はあくまでもひとつの対策として…書いてみましたが
選択した商品ごとに対策はかわってきますので総合的にそれぞれ判断しどれを採用するか決めるのがいいでしょう。
この「住宅ローン」を選択するという作業は評価、検証をせずになんとなく給与振り込みが●●銀行さんだから…とか
そういう事できめる方も多いように感じます。
(気持ちはわかります、なぜなら結構難しくて何がなんだかわからないから…)
ですが、勉強は労力と手間になり大変ではありますが何百万と差がでてくるので
ここは怠らずに、これから家づくりをされる方にも慎重になってほしいところです。
金利上昇対策は契約前に出来る事と金利上昇時に出来ることは
コストと効果が変わってくる場合がありますので出来る事は予めやっておきましょう。
私も、常に頑張ってお勉強して参りますので
家づくりと併せてトータルでお役に立てるよう精進して参ります。
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