2023.08.04
「制震」ってなに?
こんにちは!岩本です。
暑い日が続きますね💦
最近電気代がとても高いですが、健康に代えられるものはありませんので冷房はしっかり使おうと思います😌
今日はホーム・ホームの耐震・制震についての考え方をお伝えしたいと思います。
皆さんは「耐震」と「制震」の違いは知っているでしょうか?
漢字からもなんとなく分かるかと思いますが、簡単に言うと、
「耐震」は揺れに「耐」えること
「制震」は揺れを「制」御すること
です。
似ているようで意味は結構違いますね👀
「耐震」は地震が起こっても倒れたり壊れたりしないように家を丈夫にするという考え方で、
一方「制震」はそもそもの地震による建物の揺れを軽減するという考え方です。
耐震性能は大切ですが、耐震だけでは、繰り返す揺れのダメージが蓄積していってしまいます。
しかも、揺れが抑えられないので、家の中はぐちゃぐちゃに・・・😱
耐震性能に制震性能をプラスすることで、地震に対抗する力がアップグレードされ、さらには家の中の被害も軽減できるんです。
それじゃあ、制震ってどうやるの?というと・・・
ホーム・ホームで採用しているのは、「ブレースリーK型」という「制震ダンパー」。
標準仕様ではありませんが、地震対策を重要視されている施主様におすすめしております。
(画像の銀色のものがブレースリーK型です。)
地震の揺れを最大88%軽減*してくれるという優れものです。
*JMA神戸波×125%の加震実験一回目変形量の軽減値(難しい言い回しですが、実験上での数値ということです)
制震ダンパーは主に3種類で、揺れを吸収する部分が ①ゴム ②金属 ③油圧 のものがあります。
ブレースリーK型は②の一つで、アルミのデバイスが揺れを吸収して熱エネルギーに変えてくれます。
アルミのメリットは大きく2つで、サビなどに強く、耐久性があることと、温度によって性能にほとんど影響がでないことです。
アルミと聞いて、なんだかすぐに変形しそう…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ご安心ください。
ブレースリーK型は、振動台実験で、阪神淡路大震災の1.25倍の揺れを6回加えても性能を保持しました。
変形もよく見比べないと分からないほどです。
「制震」は国が基準値等を定めているものではありませんが、地震が頻発する昨今、安心な家づくりのためにも選択肢の一つにしてはいかがでしょうか。
数字には表れないことで大切なことをもう一つ。
それは、建物を健全な状態に保つということです。
耐震性能がとても高い家を建てたとして・・・
壁の中が結露して木が腐ってしまったら?釘が錆びてしまったら?
ジメジメした空間でシロアリが繁殖してしまったら?
せっかくの耐震性能が効果を発揮しなくなる可能性があるのです。
ホーム・ホームは北陸の湿気が多い気候に最適な、羊毛の断熱材ウールブレスを使用しています。
ウールブレスには、湿気を吸ったり吐いたりして、周囲の湿度を約50%から60%程度に保つ作用があります。
壁の中の結露を防止して、大事な柱や土台を守ってくれるのです。
しかも、その効果は半永久的。水害で水没してしまっても乾けば同じように使えたという例もあります。
「耐震性能」に直接はかかわらない部分ですが、長い目で見ると、とても重要なことだと思いませんか?
ホーム・ホームでは、しっかりと長持ちする家づくりを大切にしています😊
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