省エネの家づくりに今すぐ取り組むべき理由

2016.6.6

週末。土曜日は能美市で上棟、日曜日は金沢市で三年目の内見会を行いました。

上棟したお住まいの南面は道路を挟んで田んぼが広がっています。竣工後、春から夏にかけては美しい緑色の苗、秋には豊かな黄金色の稲穂を眺めながらの生活が待っています。四季の移ろいを感じられるのどかな田園、わが家から見渡す景色としては最高ではないでしょうか。

先週の金曜日、久しぶりにセミナーに参加してきました。セミナーのテーマはZEH、つまりゼロエネ住宅についてです。会場には予想以上の同業者の方たちが集まっていて、ゼロエネ住宅に対する関心の高さが伺えました。

ゼロエネ住宅と聞くと、太陽光パネルやHEMSを取り付けたハウスメーカーが宣伝しているスマートハウスをイメージする人がほとんどだと思いますが、そもそもの定義は「消費するエネルギーを省エネと創エネで補える住宅」のことを指します。

私たちの便利な生活は電気がなくては成り立ちません。家電、スマホ、電気自動車など、日本で電気エネルギーの恩恵を受けずに生活している人はほぼいません。そして、その電気の約90%は化石燃料を使って生み出しています。太陽光、風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーの割合はまだまだ低いのが現状です。

ご存じの通り、化石燃料を使うと二酸化炭素が排出され、地球温暖化の要因の一つになっています。ここ数年日本でも頻発しているゲリラ豪雨や竜巻などの異常気象はこうした地球環境の変化によるものです。化石燃料は限りがありので、いつまでも今のような発電方法に頼ることはできません。かといって、再生可能エネルギーだけですべての電気を補える時代がすぐに来るわけでもありません。

ZEH(ゼロエネ住宅)を考えている人もそうでない人も、エネルギー問題や地球環境と無関係な家づくりはできません。創エネはまだまだこれからの分野なので今すぐ取り入れることがベストかどうかは慎重に判断した方がいいかもしれません。ですが、省エネについては家づくりの段階で取り組むべき必須事項です。

なぜなら、省エネは躯体性能が大きく影響していてリフォームで後から何とかしようと思うと手間と費用が莫大にかかるからです。さらに、環境破壊を招く発電方法が主流である以上、電気代も値上がりする可能性は十分あります。日本では今年始まった電力自由化、海外では自由化により電気代が値上がりした例もあるそうです。

先日、消費増税が再延期されるというニュースが流れました。来年に向けて家づくりを始めようと思っていた人にとっては朗報になったかもしれません。税に関連した話で言うと、自動車税は環境に配慮した車に乗っていると減税されるエコカー減税などもあります。このように「エコなライフスタイルを選択した人には減税する」という流れは、今後ますます広がっていくでしょう。

電気になるべく頼らない省エネのエコハウスは、住む人にもお財布にも地球にもやさしい家です。ZEHに興味はあるけど、創エネ設備の予算まで考えると厳しいという方なら、ZEH Ready(ゼッチレディ)というゼロエネレベルの省エネ基準の家づくりがおすすめです。ホーム・ホームでは北陸の気候に合わせたZEH Readyの家づくりもご提案していますので、お気軽にご相談ください。

Houzzに登録中の金沢市, 石川県, JPのhomehome_k