健康診断の結果から住環境の改善を考えてみる

2016.5.12

先日受けた健康診断の結果が会社に届きました。

総合判定で「要経過観察・生活改善」という診断。どうやら胃部X線検査で軽度の異常があるとのこと。
該当する胃がん検診の所見では、よく分からない漢字が並んでいるので恐る恐るググってみました。しかし、あんまり求めていた回答にはたどり着けず、何だかスッキリしないまま仕事に戻りました。

健康のためには、食生活を見直し適度な運動を心がけようというのがごく普通のアドバイスだと思います。確かにそれも大切なことなのですが、家づくりに携わる者としては住環境について、少し触れておきたいと思います。

今は一年でも最も過ごしやすい季節です。過ごしやすいというのは、簡単に言えば温度と湿度がちょうどいいということです。イギリスでは最も快適に感じる室温は21℃として、18℃を下回ると何らかの健康リスクが発生すると言われています。最近は健康と住環境の関係についても研究がなされ、寒い家では健康リスクが高まるというデータも出ています。

冷えは万病の元と言われているように、体を冷やす食べ物や飲み物を避けたり、着るものに気を配る人もいます。そんな健康を気遣う人はぜひ吸っている空気の温度にも注意してほしいと思います。

体重50kgの人の場合、一日の呼吸量は約20kg、ご飯でいうと100杯分だそうです。平日夜7時から朝7時まで家にいるとしたら半日は家で呼吸をします。ご飯だと50杯分です。寝ている時間を6時間だとすると、さらにその半分になるのでご飯25杯分になります。

何が言いたいのかというと、冬寝ているときは暖房を切る人がほとんどだと思うのですが、そうすると部屋の温度は下がります。すると冷たい空気を吸うことになります。食べ物と同じように、冷たいものを体内に取り込むので体にはあまり良くないのです。さっきの例でいえば、25杯分の冷たいご飯を食べているようなイメージでしょうか。

食習慣や運動習慣を見直したのに住環境が悪くてせっかくの努力も大して効果がなかった、、、なんてことになると悲しいですよね。確かに食生活や運動に比べると住環境を改善することは難しいかもしれませんが、これから家づくりやリフォームをお考えの方は、わが家の温度について意識すると健康な住まいに一歩近づけると思います。

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